コブシ

【生態等】

※分類は「ＡＰＧⅢ植物分類体系」と（Engler科名）

• 被子植物、モクレン類、モクレン目、モクレン科（モクレン科）の落葉高木。別名「ヤマアララギ」、「コブシハジカミ」。漢字名「辛夷」。
• 山地に生える。庭木や街路樹として植えられている。
• 高さは５～２０ｍ。
• 花期は３～５月、果期は１０月。花は直径が６０～１００ｍｍあり、色は純白で基部は桃色を帯び、葉が開く前に咲く。実は長さ５～１０ｃｍの集合果でにぎりこぶし状のデコボコがあり、秋に熟して赤くなる。
• 分布は北海道、本州、四国、九州。
• 花は香水の原料にもなる。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑　Vol.５　日本の樹木（発行所：(株)学習研究社）
鑑定図鑑日本の樹木　枝・葉で見分ける５４０種（出版：柏書房）