コスミレ

【生態等】

※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)

  • 被子植物、真正双子葉類、マメ類、キントラノオ目、スミレ科(スミレ科)の多年草。漢字名「小菫」。
  • 日当たりの良い土手、道ばた、石垣の間、農耕地などに生える。
  • 高さは5~10cm。無茎性で根元から葉と花柄を出す。
  • 葉身は長さ2~5cmの三角状広卵形。葉柄は長さ2~8cm。夏の葉は大きく葉身、葉柄とも18cmほど。開花時の花柄は葉より高い。
  • 花期は3~5月。花は直径15~20mm。花の色は淡紫~淡紅紫、白色を帯びるものなど変化が多い。
  • 分布は北海道(南西部)、本州、四国、九州。
  • スミレより草丈が小さいのでこの名。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.1~3 日本の野草(発行所:(株)学習研究社)

【投稿者解説】

葉は卵形で毛はないのが普通。明るい里山の土手などに生える。(スミレの仲間についてはスミレを参照)

(解説者:yo.TANAKA)

(主な参考文献)
神奈川県植物誌2001 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県立生命の星・地球博物館
植物の世界(週刊朝日百科) 岩槻/大場他監修 朝日新聞社
日本のスミレ(山渓ハンディ図鑑) 高橋/勝山監修 山と渓谷社
日本維管束植物目録 米倉浩司著 北隆館

◎カテゴリー