ギンラン

【生態等】

※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)

  • 被子植物、単子葉類、クサスギカズラ目、ラン科(ラン科)の多年草。
  • 山野、丘陵の林などに生える。
  • 高さは10~30cm。
  • 葉は、3~6枚互生(1つずつ方向をたがえてつく)してつけ、卵状楕円形。縦に脈があり、基部は茎を抱く。
  • 花期は5~6月。茎の先に総状花序をだし、3~8個、長さ約10mmの白色の花をつける。花は半開で全開しない。花の下には短い線形の葉がつく。
  • 分布は本州、四国、九州。
  • ササバギンランに似るが、本種のほうが小さく、花の下の線形の葉が花よりも短いのが特徴。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.1~3 日本の野草(発行所:(株)学習研究社)
季節・生育地でひける 野草・雑草の事典530種 (発行所:(株)西東社)

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