まちだの生き物たち【植物:草花】
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   なまえ: イチリンソウ
     東京都レッドリスト絶滅危惧U類
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 4月野津田町で撮影(yo.TANAKA)
  4月野津田町で撮影(yo.TANAKA)
  4月野津田町で撮影(yo.TANAKA)
     ※分類は「APGV植物分類体系」と(Engler科名) 
 【生態等】   ・被子植物、真正双子葉類、キンポウゲ目、キンポウゲ科(キンポウゲ科)の多年草。
・山地、丘陵の林縁などに生える。
・高さは15〜30cm。
・根生葉は、長い柄があり1〜2回3出複葉で、小葉は裂ける。花茎の葉は、短い柄があり1回3出複葉で、 3枚が輪生する。
・花期は4〜5月。花枝の先に直径約4cmの花をつける。
・分布は本州(宮城県以西)、四国、九州。
・ニリンソウに似るが、花が通常1花で大きく、花茎の葉に柄がある。
     
 【主な参考図書等】    増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.1〜3 日本の野草(発行所:(株)学習研究社)
季節・生育地でひける 野草・雑草の事典530種 (発行所:(株)西東社)

 
 【投稿者解説】    イチリンソウ属(Anemone)では花弁はなく、萼(がく)が花弁状になっています。また花茎につく葉は苞葉とされています。早春に1個の花をつけます。町田でも個人の土地などを中心にところどころに残っています。
     (解説者:yo.TANAKA)
    (主な参考文献)
神奈川県植物誌2001 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県立生命の星・地球博物館
植物の世界(週刊朝日百科) 岩槻/大場他監修 朝日新聞社
日本維管束植物目録 米倉浩司著 北驫ル